宅建士といえば、受験者数の多い人気資格のひとつで、認知度も比較的高い資格、身近な資格でもあります。
気象予報士や講師業、ブログ執筆等で生計立てている私ライトが、なぜ、宅建士を目指すことになったのか、ご紹介したいと思います。
宅建士を目指したきっかけ
■親との別れ〜「自分って法律のこと全然知らないんだなぁ」〜
まず、宅建士を目指したきっかけですが、実は親との別れがあります。
親が宅建士だったとか、そういう話ではありません。
実は、先日、親が突然亡くなりました。
うちの親は若いほうなので、全然終活とかもしてなかったですし、闘病生活を送って亡くなったわけではなく本当に突然亡くなってしまったので、私自身もその覚悟は全然ありませんでした。
親が亡くなってからは、悲しんでいる暇などありませんでした。
まず、病院での手続きから始まり、葬儀屋との打ち合わせ、そのあとは土地関係や銀行関係などの手続きがあります。
このときの手続きに全て絡んでいたのが、『法律』です。
周囲の方々のサポートもありなんとかなったのですが、「自分って、全然法律のことしらないんだなぁ」と、このとき人生で初めて実感しました。
学校の社会で法律は習うには習うけど、それは憲法がメインで、実生活に直接関係があるような法律ってあまり習わないよな・・。
このまま法律のことを知らないで生きていると、いつか騙されることや契約を間違えてしまうこととかあるよな・・。
頼る人がいなくなったとき、自分ひとりで生きていかなければいけないんだから、もっとしっかりしないとな。
そんな思いから、法律の勉強をしようと思いました。
■様々な法律資格の中から宅建士を選んだわけ
とはいうものの、法律素人の私。
いきなり六法を買ったところで、理解できるわけない。
法律の勉強をしやすい環境を整えたい。
そこで思いついたのが、資格の勉強。
資格を取りたいわけではなく、法律系の資格の勉強をすることで、法律の勉強の仕方がわかる、勉強のモチベーションの維持に繋がる、実生活にどの法律が使えるのかわかる、こんなことを思いながら、法律系の資格の勉強をしようと思った次第です。
法律を学ぶ方法
◎法律系資格の勉強を通して、法律を学んでみよう!
・法律の勉強の仕方がわかる
・勉強のモチベーション維持に繋がる
・実生活に使える法律がわかる
では、法律系資格ってどんなものがあるのか。
調べてみると、法律系資格ってけ結構ある。
そんな中で、自分が絞ったのは以下の資格。
■弁護士
■弁理士
■司法書士
■行政書士
■宅建士
正直、この中だったら、どれでも良かったのです。
「難しいから弁護士は無理だな・・」とか、そんなことは思わなくて、本気で法律の勉強をしたかった。
弁理士も知り合いの方がいたので、ちょっとマイナーだけど知財系の法律系資格だというのは知っていました。
司法書士は親が亡くなってすぐ、相続関係でお世話になりましたし、行政書士は登記関係を手広くやっていて、法律の知識を広く学べることも知っていました。
そんな中、一番優先順位が低かったのは、実は、宅建士だったのです。
私は一人暮らしをしているので、引っ越しのタイミングで不動産仲介業者に出向いたときに宅建士の方と関わる機会はそこそこあったのですが、あんまり法律系資格のイメージがなかったんですよね。
家に詳しい人・・くらいのイメージしかなく。。
ではなぜ、そんなイメージの宅建士を目指すことになったのか。
それは、登録料や更新料です。
資格といえば、登録料や更新料は付き物です。
ちなみに、私が持っている気象予報士は登録料こそ発生しましたが、更新料はなく、お財布に優しい資格です。
それで、登録料や更新料を気にした理由としては、私自身、法律系資格を取っても、それを生業にしようとはい思わなかったためです。
現在、気象予報士や講師業、ブログで生計を立てていますが、法律系資格を取ってもその資格を活かして転職しようという考えはさらさらありません。
なぜなら、先に申し上げたように、法律系資格を勉強するのは、資格を取りたいからではなく、法律の勉強をしたいだけだからです。
その資格を仕事にするわけでもないのに、やたら高い登録料や更新料がかかるのは嫌だなと思ったんですよね。
本業にする人は、その仕事の報酬でまかなえるからいいですが。
そんなわけで、登録料や更新料を調べた結果、なんと、弁護士は登録料やら会費やらで、トータル年間100万円前後かかるとか!
弁理士や司法書士、行政書士もけっこう高い。。
年間1万円くらいならいいかなと思っていましたが、月々お金がかかる資格とかアウトです。。
そんななか、宅建士は、こんな感じです。
宅建士の登録・更新料等
◯1年目
・登録手数料:37000円
・宅建士証の交付申請手数料:4500円
・法定講習受講料11000円
◯更新
・5年に一度の更新料:15500円
※法定講習料と交付申請手数料
これが宅建士の勉強で法律を学ぶ決め手となりました。
宅建士の勉強は、宅建業法という家を借りるときとかに多くの人が関わったことのある法律のほか、日常生活においても役に立つ民法なども学ぶことになり、意外と法律を学べる資格なんですよね。
僕が試験を受けるのは、12月。
あと3か月ほどしかありませんが、法律の知識を増やして、騙されることのない人生を歩んでいければなと思っています。
お互い、一日一日の積み上げをコツコツ頑張りましょう!