学び 気象予報士 資格

【好評!】ユーキャンの気象予報士一問一答で勉強してみた!

2020年9月29日

 

ライト
こんにちは!ライトです。「ユーキャンが出している、気象予報士の一問一答問題集ってどうなの?」と質問を受けることがあります。

 

僕が気象予報士試験の受験生だった時、最後に受けた試験の直前に発売された覚えがあします。

「これは最終チェックに使える!」と思い、即購入。

 

僕自身、すごく使いやすい一冊でしたが、その後、評判を調べてみると上々で、いまも気象予報士受験生にとって人気の一冊のようです。

 

今回は、僕も使っていた、U-CANの気象予報士 これだけ! 一問一答&要点まとめ 第3版 (ユーキャンの資格試験シリーズ)について解説します。

 

 

この記事でわかること

内容や構成について

メリットとデメリットはについて

ライト(筆者)流のオススメの使い方

 

 

典型的な一問一答問題集〜構成は?〜

今回ご紹介するのは、コチラ!

 

※筆者ライトが手持ちのは初版のため表紙がピンクです。

 

 

ユーキャンが出している、気象予報士試験対策の一問一答問題集です。

書店に並んでいるのを見かけて、気になっている気象予報士試験受験生も多いのではないでしょうか?

 

そもそも、気象予報士試験の問題集で一問一答の問題集が意外となくて、この問題集を手に取る人も多いかもしれませんね。

 

 

ライト
一問一答って、勉強のハードルが低いから取り組みやすくていいんですよね。

 

 

こちら、ユーキャンから出されていますが、ユーキャンを受講していなくても、書店やアマゾンなどで買うことができます

 

 

構成は、一般知識、専門知識、実技の順に問題が収録されています。
つまり、気象予報士試験の3科目全てを学べるということになります。

 

 

中身は、典型的な一問一答問題集です。

学生時代に社会系科目などで一問一答に取り組んでいた人も多いかもしれませんが、あのイメージです。

見開きの左側ページには問題、右側ページには解答(◯☓)と解説が載っています。

 

 

 

 

一問一答あるあるですが、赤シートがついています。

 

 

 

 

 

解答の◯☓を隠せるほか、解説文中の重要な用語も隠せるようになっているので、問題を読み◯か☓を答える使い方のほか、解説文中の重要用語を覚えているかどうかの力試しも可能です。

 

 

ライト
一般知識と専門知識は5択の正誤問題がほとんどで用語を埋める問題は少ないですが、理解が深くないと解けない問題が多いです。また、実技では一般・専門で習ったことを問われる穴埋め問題(記述)があるので、これは使えます!

 

 

また、分野末には重要ポイントがまとめられたページがあります。
このページは、図やイラストを使った解説もあり、視覚的にもわかりやすいです。
夜寝る前や試験直前などにサラッとチェックすることができます。

 

 

 

 

メリットは?〜コンパクトなのが魅力!〜

 

 

数ある気象予報士試験の問題集の中で、U-CANの気象予報士 これだけ! 一問一答&要点まとめ 第3版 (ユーキャンの資格試験シリーズ)を使うメリットを考えてみました。

 

メリット

コンパクト!

マークシート試験にマッチ!

豊富な問題数!

重要度がひと目でわかる!

人気がある!

 

一つずつ、深堀りしていきます。

 

■コンパクト!

まず、ユーキャンの一問一答は、コンパクトであるということ。

 

一番の特長であり、メリットではないでしょうか。

 

気象予報士試験の問題集は、サイズが大きい分厚い重いの、負の三拍子が揃っているものが多く、持ち運びには不便です。

 

一方、ユーキャンの一問一答は、新書本サイズとコンパクト

 

 

厚さも1.6センチ(ボールペン2本分くらい)と薄い
そして軽い。

持ち運びにかなり便利です!

 

 

 

電車の中や隙間時間などに、サクッと勉強するのにオススメの一冊です。

 

 

■マークシート試験にマッチ!

ユーキャンの一問一答は、マークシート試験にマッチしています。

 

気象予報士試験の一般知識と専門知識は、マークシート式で、4文くらい出てきて、その正誤を解答する問題が多いです。
※正しいのを一つ選べ、など単純なものではなく、「正誤誤正」など、一文一文、正しいのか誤りなのか判別する必要があり、深い理解力が求められます。

 

つまり、一般知識と専門知識は一問一答が並んでいるようなものなので、このユーキャンの一問一答を繰り返し解くことで、合格できる力を身につけることができます。

 

また、深い理解力が必要と書きましたが、それは右側ページの解説部分で力をつけることができます
一問一答を解くだけでなく、右側ページも赤シートで隠しながら反復学習することで、深い理解力が身につくようになるでしょう。

 

 

 

■豊富な問題数!

ユーキャンの一問一答には630問が収録されていて、問題数が豊富です。

 

本試験では一般知識と専門知識が15問ずつ出題されるので、計30問。
一問4文くらい出題されることを考えると、本試験では30問×4文で、計120文に目を通すことになります。

つまり、この問題集には、なんと試験5〜6回分の問題が収録されていることになります。

一問一答の問題は、過去問に加え、過去問の傾向から作られた予想問題も含まれています。

 

反復学習することで、間違いなく力がつきます。

 

■重要度がひと目でわかる!

ユーキャンの一問一答は、重要な問題がひと目でわかるような作りになっています。

 

問題の上に星マークが描かれているのですが、星3つは最も重要、星1つは重要度が低いことを意味しています。

 

星3つ=重要=頻出問題であることから、試験前までに最低でも星3つの問題は完璧に仕上げておきたいところです。

 

 

■人気がある!

僕が持っているユーキャンの一問一答はピンクの表紙のもので、最初に出されたもの、つまり第一版なのですが、現在はもう第三版まで発売されているんです。

 

どんどん新しいものが発売されているということは、受験生に人気がある証拠です。

 

また、新しいものが発売される=中身が更新されている=最新の試験傾向に合わせて作られていることを意味します。

 

一般知識の法令や専門知識は、法律の改正や気象予測の方法の改善、情報の改善などがあるため、古い問題集は役に立ちません。
内容を古いまま覚えてしまい、一生懸命頑張っても試験で誤答してしまう可能性があります。

その点で、この問題集は最新のものにアップデートされているので、安心して使うことができます。

 

 

デメリットは?〜実技演習には不向き〜

 

 

一方、デメリットも多少なりともあると思います。

 

デメリット

イラストや図があまりない

実技の問題演習には向かない

 

 

■イラストや図があまりない

持ち運びが便利なコンパクトサイズであるが故に、スペースが少なく、イラストや図による解説がほかの問題集や参考書に比べると少ないです。

 

ポジティブに考えれば、文章で端的に解説されているので理解しやすい、ネガティブに考えればイラストや図が少ない分、視覚的に理解しにくい、という点があります。

 

ただ、分野末のポイントがまとめられたページにはイラストや図による解説がありますので、ご安心ください。

 

■実技の問題演習には向かない

実技も4題収録されています。

一回の試験で2題出題されるので、試験2回分が収録されていることになりますが、個人的にはこの本で実技の勉強をするのは厳しいと思いました。

 

そう思った理由は、以下の2点。

 

・天気図が小さい

・解答用紙がない

・本番と形式が違う

 

まず、問題集がコンパクトであるが故に天気図が小さいこと。

試験と同じように問題を解くには、天気図と解答用紙をコピーして、問題用紙と別にして解くことが多いと思います。

ただ、天気図は小さいですし、そもそも解答用紙がついていないので、本番さながらの練習にはなりません。
作図も天気図に書き込めるような問題しかなく、本番とはちょっと違うかなぁと感じました。

 

また、本番と問題の形式が違うのも、実技の問題演習には向かないかなと思った理由のひとつ。

本番は実技試験1題の中で、大問が4つほど出題されますが、この本では1題の中で大問1つしかありません。

4題収録はされているものの、それぞれ深いことまでは問われずに終わってしまう印象です。

 

なので、この本の実技の使い方としては、実技の勉強をし始めたばかりの頃に、問われる内容を確認したり、4つの事例をサラッと復習するような感じですかね。

 

「実技の勉強はこれだけでOK!」というものではありませんので、そこは注意していただきたいですね。

 

 

■ライト流!ユーキャンの一問一答問題集の使い方

 

ライト
ここまでメリットとデメリットを解説してきましたが、最後に、私ライトが実際にこの問題集をどのように使ったのか解説したいと思います。オススメな使い方だと思いますので、参考になさってください。

 

ライト流の使い方

理解度チェック!

試験前の総復習!

試験当日のチェック!

 

 

■理解度チェック

まず、理解度チェックには最適な一冊です。

 

ひとつの分野を参考書でサラッと勉強したら、この問題集でサクサクっと力試しをしてみましょう。
参考書で勉強したことが、どれくらい理解できているかよくわかります。

 

また、試験で問われる内容はどんなことなのか、問題を解いてみるとわかります
一問一答なのでハードルも低く、取り組みやすいと思います。

 

何度も何度も繰り返し解くことで、こう問われたらこう答える、という力がつき、試験で即答することができますし、引っ掛け問題も見破れます

 

僕の場合は、間違えた問題に付箋を貼り、できない問題を繰り返し解くことで、苦手問題をつぶしていく手法を取りました。
最初から付箋を貼ると付箋だらけになるので、付箋を貼るのは3周目以降くらいでいいと思います。

付箋がいっぱいあると、ひと目でできない問題がまだまだあることがわかりますし、それが「もっと勉強しないと!」という気持ちに繋がるので、オススメのやり方です。

 

ちなみに、僕がオススメの付箋は、破れにくいフィルム素材のもので、貼る部分が白い、文字を隠さないものです。

■試験前の総復習

試験直前期の総復習にも大活躍しました。

 

試験前2週間前くらいには一般知識と専門知識の問題全ては解き、1週間前からは苦手な問題(付箋を貼った問題)を繰り返し解きました

 

 

また、各分野末には、見開き2ページくらいを使った『重要ポイントまとめてcheck』という、重要なポイントをまとめたページがあります。

イラストや図での解説もあり、こちらも試験直前期のチェックにとても役立ちました。
『これだけは絶対に覚えておくべき!』という事項や、受験生が苦手とするものに関してイラストや図にしてある感じです。

ですので、ここに載っているイラストや図に関しては、全て覚えて試験に臨むべきです。

 

 

■試験当日のチェック

試験当日のチェックにも抜群です。

 

試験当日の電車の中や本番直前、休み時間などにパラパラと確認する。

要点がおさええられているし、苦手問題には付箋を貼っていたこともあり、確認すべきところがひと目でわかり、役立ちました。

 

休み時間って、けっこう長いんですよね。
特に、専門知識が免除されている人。

僕は専門知識のみ免除というタイミングはなかったですが、専門知識のみ免除だと、専門知識の1時間+昼休みで2時間くらい間が空くので、この一冊を持っておくと、最終チェックにいいです。

 

 

ライト
最後にまとめです。

 

まとめ

持ち歩きに便利なコンパクトサイズ

一問一答なのでサラッとアウトプットできる

要点がおさえられているので試験直前期のチェックにも使える

実技は別の問題集で問題演習を

 


なお、参考書やほかの問題集のオススメは別記事にまとめましたので、ご覧ください。実技のオススメ問題集も載せてあります。

>>気象予報士試験独学突破を目指す人にオススメの参考書7選

 

 

ライト
ご覧いただき、ありがとうございました!今回はこれで以上です。

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