資格学習といえばユーキャン、というくらい、ユーキャンは資格学習の代名詞的な感じになるくらい超有名。
今回は、気象予報士である私ライトが、ユーキャンの気象予報士講座について、解説します。
この記事でわかること
ユーキャンの気象予報士講座の特長がわかる
ユーキャンの気象予報士講座の学費がわかる
私ライトがオススメするユーキャンの気象予報士講座の使い方がわかる
目次
ユーキャンの気象予報士講座の特長〜豊富なテキスト・安心なサポート体制が魅力!〜
まず、ユーキャンの気象予報士講座の特長を3つ挙げてみます。
ポイント
ポイントを絞った充実のテキスト
独学者に安心のサポート体制
コスパ抜群な価格
それぞれ解説していきます。
■ポイントを絞った充実の教材
ユーキャンは、とにかくテキストや問題集などの教材がかなり充実しています。
気象予報士試験は、一般知識、専門知識、実技の3つの試験が行われます。
ユーキャンのテキストは、一般、専門、実技それぞれに対応する教科書(分野末に問題演習あり)が一冊ずつあります。
内容は非常にわかりやすく、ポイントを絞って解説されているのが魅力です。
初学者が挫折しやすい熱力学など数式が出てくる分野なども、イラストや図を使って、視覚的にも理解しやすくなっています。
ユーキャンHPより
ユーキャンの受講生の75%が、気象予報士の学習が初めての方。教材はわかりやすさを第一に、初学者にも理解しやすい工夫が満載!基礎からやさしく身につき、合格へ導きます。
引用:ユーキャンHPより
気象予報士は有名資格のひとつなので、参考書はたくさん発売されています。
しかし、元気象庁の人や学者など専門家が書いた参考書が多く、解説に難しい言葉が使われていたり、理系の人にありがちな見慣れない数式を使った解説も多々見られます。
これらの参考書を最初に読んでしまった人の多くは、挫折してしまいます。
ユーキャンは初学者や文系の人でも安心して学習できる内容になっているので、ご安心を。
また、実技の演習問題、気象現象や実技について理解が深まるDVD、法令集、過去3年分の過去問集もあり、インプット・アウトプットともに十分行うことができ、効率よく学習することができます。
ポイント
一般・専門・実技それぞれのテキストがある
→初学者や文系でもわかる&ポイント絞った効率的な学習が可能
問題演習もとことんトレーニング
→過去3年分の過去問、実技の問題集
DVDで理解を深める
→気象現象を立体的に理解、実技の解説も
法令の学習も効率的に
→膨大な法令も覚えるべきところがわかる
■独学者に安心なサポート体制
ユーキャンは、添削サポート体制が整っています。
ユーキャンの気象予報士講座の学習時間は、およそ8か月と設定されています。
その中で、添削課題は全部で10回あります。
添削課題提出をひとつペースメーカーにして、学習を進めていくと、予定通り学習を終えることに繋がると思うのでオススメです。
添削課題を提出すると、解説とアドバイスを添えたものが返ってくることになります。
また、1日に3回質問できるサポート体制もあります。
■コスパ抜群な価格
気になるのはどれくらいお金がかかるのかですが、以下の通りです。
ユーキャン気象予報士講座の学費
【一括払い】
・69000円
【分割払い】
・月々4980円×14回=計69720円
※教育訓練給付金制度対象講座
ふつうに、自分ひとりで勉強していても、あれやこれやと参考書や問題集に手を出したり、模試を受けたりしていると、3〜4万円はかかると思います。
あと、ひとりで勉強していると、重要なポイントがわからなかったり、つまずいたりで、無駄に時間がかかると思います。
一方、ユーキャンを使えば、ポイントを絞って効率的に勉強ができますし、無駄な時間を過ごさずに済む。
短期合格を狙いたいのであれば、ユーキャンでの学習はかなりオススメだと思います。
ライト流!ユーキャン気象予報士講座の勉強方法
■第一ステップ:テキストを1〜2日で読む
まず、テキストが届いたら、全部読んでみましょう。
このときの目的は、どんな勉強をするのかを知ること。
中身を理解する必要はありません。
ですので、サクサクっと1〜2日程度で読んでしまいましょう。
もちろん、「わからない」のは当然です。
難しすぎて、ガックリと落ち込む必要はありません。
「こんな勉強するのか〜」と、雰囲気をつかめればOKです。
■第二ステップ:【一般・専門知識】テキスト→問題演習&添削→質問を繰り返す
さて、ここからが本番です。
先にも言いましたが、気象予報士試験は、一般知識、専門知識、実技にわけられています。
実はこの気象予報士試験、一般知識と専門知識の両方に合格していないと実技は採点すらしてもらえません。
なので、まずは、一般知識と専門知識の関門を突破する必要があるので、一般知識と専門知識の勉強から始めていきましょう。
基本的には、一般→専門の順に勉強しますので、テキスト1→テキスト2の順番ですね。
ユーキャン推奨のやり方と少し異なるかもしれませんが、私ライト流の勉強法をお伝えしますと、こんな感じです。
ライト流 一般・専門の勉強方法
【一般知識】
一般知識のテキストを全部読む(軽くでOK!)
↓↓↓
一般知識のテキストを分野ごとに区切って学習
↓↓↓
学習した分野の問題演習&添削課題提出
↓↓↓
質問(1日3問まで)
【専門知識】
専門知識のテキストを全部読む(軽くでOK!)
↓↓↓
専門知識のテキストを分野ごとに区切って学習
↓↓↓
学習した分野の問題演習&添削課題提出
↓↓↓
質問(1日3問まで)
まず、最初にテキストを全部読む理由ですが、この目的は2つあります。
①雰囲気をつかむこと。
②点と点が繋がる可能性があること。
最初にサラサラッと読んだときにも雰囲気はつかめたかもしれませんが、今度はもうちょっとだけじっくり読んでみましょう。
日数は自由ですが、目安としては7〜10日くらいですね。
最初よりもじっくり読むことにより、「ここ苦手そうだな」とか、「ここ面白そうだな」とか、いっそう内容がわかるようになると思います。
そして、もうひとつ、点と点が繋がる可能性があること。
こちらは、読んでいるうちにわからないことがたくさん出てくると思います。
それはまだ読むのが2回目ですし、ある程度速いペースで読んでいるので当然です。
今回もわからないことがあっても立ち止まらないで読み進めてください。
読み進めているうちに、後半で点と点が繋がるように理解できることもあります。
じっくりと勉強していないうちにちょっとでも理解できたらラッキーじゃないですか?
7〜10日くらいで一周読み終えたら、今度は分野ごとに勉強を進めていきます。
テキストを読んでインプットしたら、すぐに問題演習(アウトプット)に取り掛かりましょう。
インプット後のアウトプットが、最も記憶に定着しやすいので、重要です。
また、自分が理解できていないことも、すぐに発見できます。
そして、添削課題も提出して、アドバイスをもらいましょう。
テキストや問題演習でわからないことがあったら、すぐに質問です。
一日に3問までと質問数が限られているので、わからないことは溜め込まずに、その都度質問すると、一日3回という質問チャンスを有効に使えます。
ちなみに、「質問が一日3問までって少なくない?」っていう人もいますが、僕は多いほうだと思っています。
スクールや予備校に通えばその場で質問できますが、質問魔の人に先生を取られて、案外質問するチャンスが少なかったりするものです・・。しかも、通学日は週一くらいだと思うので、質問数は限られるでしょう。
一方、ユーキャンは一日に3回質問できるわけなので、一週間に3問×7日で21個もの質問ができます。
あ、あと、ユーキャンの法令集はめっちゃいいです。
ユーキャンの気象予報士講座の一番の売りと言っても過言ではないと思います!(←言い過ぎ?笑)
一般知識の中に『法令問題』が全15題中4問出ますが、文系の人は全て正解したいところ。
で、公式の法令集を買うと、条文が多すぎて、「え!?これ全部覚えるの??」となると思います。
でも、ユーキャンの法令集は試験で出るところに絞ってありますので、めちゃめちゃ効率よく勉強できます。
■第三ステップ:【実技】型を覚えよ
一般知識と専門知識はマークシート式ですが、実技は記述式です。
記述となると、独学者にはいろんな悩みが出てきます。
「何を書いていいのかわからない」、「どうすれば点になるの?」、「何を書くと減点になるの?」、「作図のコツは?」などなど。
ユーキャンでは実技対策も手厚くて、テキスト(教科書)も問題集もあります。
テキストで、いろんな種類の天気図の見方や天気記号の種類などを覚えて、実技の問題演習に取り組みましょう。
試験では、実技は2問出題されますが、出題される型はおおむね決まっています。
実技で出題される問題の型
・日本海低気圧
・2つ玉低気圧
・寒冷渦
・北東気流
・梅雨前線
・台風
・日本海側の大雪
・太平洋側の大雪(南岸低気圧)
・上記の混合型
ほぼ上記の型で間違いないです。
上記の型で共通して言えるのは、何かしらの災害が発生するような日の天気図であるということ。
気象予報士の役割のひとつに防災があるので、大雨、暴風、大雪、低温、高温などが絡んでくるものばかりです。
ユーキャンの実技の問題演習だけだと、解く問題数としては少ないかもしれません。
ただ、過去問をがむしゃらに解きまくったところで、同じ日の天気図は出ません。
大事なのは、出る型を覚えて、その型だと何を問われやすいのか想定しておくことです。
過去に出た天気図は出なくても、同じようなことを聞かれたりします。
同じ問題をじっくり眺めて、型を覚える。
そして、ほかにどんなことが問われそうか考えて、対応できるようにすることが大事です。
丸暗記では合格できない実技試験。
ユーキャンのテキストと問題集を使って、上記のことを試してみてください。
まとめ
ユーキャンのテキストはポイントを絞った構成となっているので、過去問を解いていると、当然、わからない問題も出てくると思います。
それはそのときに知識として吸収すればいいだけです。
本試験でも、わからない問題は出るでしょう。
でも、あれやこれやと手を広げすぎないようにしてください。
ユーキャンで勉強するなら、ユーキャン信者になって、ユーキャンを信じて勉強する。
他の参考書や講座に浮気すると、違う言い回しで解説されていて理解が深まることもあるかもしれませんが、序盤で手を広げすぎるのは混乱を招くだけです。
まずは、ユーキャンを完璧に使いこなすことが大事です。
合格点は100点ではありません。
一般、専門は11問程度、実技は70%程度以上の正解で合格です。
間違えてもいいのです。
さっそく、ユーキャンの気象予報士講座を受講してみたい人は以下のボタンからスムーズに申し込みができます。